トロントで仕事見つけるまでの過程

トロント留学

2024年の9月よりインターンをしながら、有給の仕事を探していました。ワーホリ最初の3カ月間はオフィス系の仕事を探していましたが、なかなか条件に合う仕事が見つからなかったです。途中から飲食系の仕事を探すことも視野に含め、12月は一旦スマートサーブ取得の勉強に集中しました。無事に取得後、2025年の年明けから約1カ月半かけて、飲食店での仕事探しに専念し、運よくお仕事を見つけられました。その過程をお伝えします。

有給の仕事を見つけるまでにかかった期間

結論から言うなら約6か月かかりました。また、インターン先をプログラム終了後に辞めるか続けるか、当時悩んでいましたが、現在も続けさせてもらっています。私が参加した本来のインターンプログラムの期間は短く、プログラム後は個人的に上司に交渉し延長させてもらっているので、なかなか条件のマッチするパートタイムの仕事を見つけることが難しかったです。

ちなみにインターンを続けている理由は、30代で通訳翻訳者としてキャリアチェンジしていく今後の方向性を含めて考えると、飲食店でパートタイムの仕事だけするのは違うと思い、どうしてもこだわって妥協ができなかったからです。何でもやってやると思って仕事に打ち込む人もいれば、将来的にこれをやりたいと考えているから譲れないと思う人もいると思います。それを貫くのもアリではないでしょうか? もちろん、チャンスはどこに転がっているか分からないですから、途中で変わってもいいと思います。どちらにしても選んだ選択に覚悟をもって臨むかが大事と思い、インターンに取り組んでいます。

応募経路

飲食店の仕事はe-mapleから応募していました。応募方法のメインはメールです。マイナス20℃前後の冬空の下でレジュメ配りするのは、体力的に厳しいのであまりしませんでした。

応募数(飲食店のみで) 10通 一次選考があるもの2回(落選) 面接3回

メール送ったタイミングは基本的に午前中です。それか午後1時くらいまで。だいたいその日のうちに連絡が来て、翌日面接になります。

採用をもらえたところは、日曜日の夜に募集を発見して、投稿から数時間経過したところでしたので、夜8時半くらいでしたがダメなら次!と思って履歴書を添付して送りました。

一時期、2週間連続で面接の機会をもらえたのですが、「未経験でホスピタリティとか大学で学んでもいないけど、そういうの大丈夫?」とこの切り替えしがうまく表現できなかったので、応募するのを一旦休止しました。でもオーナーの考え方にもよるので、いいなと思った求人があれば根気よくメールを送り、周囲に相談してアドバイスをもらい対策を練ります。

後に、この「未経験だけど大丈夫?」質問への切り返しは、自分自身が経験してきたものの中から関連付けてお話しし、採用してもらえました。または解決策の一つとして、現地でボランティアの経験(フードバンクなど)を事前に体験しておくこともお勧めです。それか「Quick Learner」と証明できる体験エピソードを交えながら伝えると面接官に効果的になります。

工夫したこと

これは前職の営業職時代の経験を活かして、メールや履歴書も内容をちょこちょこアップデートして、こうしたら採用担当者の目に留まらないかな?と考えながら工夫しました。

メールの工夫したポイントは採用側が知りたいことを記載する。ただし、簡潔にまとめることです。

  • いつ働けるのか(平日か週末か。仮の希望として働ける曜日や時間帯を記載する)
  • 連絡先(電話に出られる時間帯を記載する)
  • 希望のポジション(パートタイム、フルタイムか、求人にポジションが書いてあればそれを記載する)
  • 面接してほしい旨とお返事をお待ちしてますという表現で文末を締めくくる。

実際に送ったメール文

題名: Attached CV and Request for interview (履歴書添付と面接のお願い)

以下本文:

Dear Manager,

Hope this email finds you well. (ビジネスメールの挨拶フレーズ)

I’m ○○(名前)、working holiday participant from Japan.

Request Availability

(働く希望の曜日や時間帯を記載)

Smart Serve; I have it.

○○(電話番号)

I’m generally available to answer the phone from Monday to Thursday after 1pm and Friday to Sunday after11am. (電話に出られる曜日や時間帯を記載しておく)

I attached my CV because I’m interested in the part-time position. (求人募集に希望のポジションが記載されていれば記入、またはパートタイムかフルタイムを記入する)

Could we arrange interview if you are interested in? (面接日のスケジュール組んでほしい旨を書く)

I’m looking forward to hearing from you.(お返事楽しみにしていますという文末)

Yours Sincerely,

(自分の名前)

(連絡先、電話番号とメールアドレス)

私の場合、求人によってですが、パート先の職場がインターン先から近ければ、○○(場所)で働いていることや、希望ポジションの後に、自分が持ってるスキル(Qualification)など(カスタマーサービススキルやコミュニケーションスキル)記載しました。レジュメにAvailabilityを記載するのもアリだと思います。記載する余白が私のレジュメにはなかったので、代わりにメール文に入れています。

決まった職場の面接時に、なるべく相手とのアイコンタクトを忘れないことと、声が小さくならないように会話することも意識しました。カナダや他の国では、アイコンタクトがないと自信の無さにとらえられてしまうこともあるので、笑顔とアイコンタクトも忘れないようにしていました。

まとめ

今回の結果は本当に“運がよかった”が大きいです。採用側もこちらも条件がマッチしたおかげで拾ってもらえましたので。ただ、運がよかったのはちゃんとメール、履歴書、面接の練習と準備していた部分もあるからだと思います。チャンスが巡ってきたときに、つかみ取れるようにしておくことも大事なことです。このご縁に感謝して、新しい環境で新しい経験を得て、残りのワーホリ生活頑張ります。それでは!

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