もしあなたが留学先で友達を作れるかどうか心配なら、準備しておきましょう。せっかく留学するなら、様々な方とお話しできると嬉しいですよね。でも初対面でどんなお話をしたらいいでしょうか?
たまに聞かれるのが初対面の人と何を話したらいいか? ということで今回は実際に、語学学校で友達を作るために私が実践したことをご紹介します。今でも定期的に新しい人に会いますが、ここにある質問集は初対面で使いやすいかなと思うものをピックアップしています。
友達を作りやすい環境は、やはり語学学校
高校生、大学生や社会人で留学する年代は20代から30代がメインなので、近い年代同士や場合によっては10歳以上離れている方たちとお話しすることもあります。
以下のことをやってみました。特に、語学学校の初日(授業開校日)は新しい生徒が来るタイミングですから、定期的に新しい人に声をかけてそこから友達を作るチャンスです。
・朝一番に教室に行く。
・名前を聞く。人の名前を覚えるのが苦手なら名前のスペルを書いてもらう。
・語学学校のアクティビティに参加する。連絡先も交換しやすいです。
・自分からどこかに出かけるか誘ってみよう。(最初はカフェやイベントなどが無難かも)
朝一番に学校に行くのは、授業が始まる前が話しやすいタイミングだからです。先に誰かが来ていれば、声をかけて名前を聞きましょう。一人座ってる子や後から教室に来た子たちにも。と言ってもすぐに名前を覚えられないこともあるので、私はノートの端に名前を書いてもらってました。人によってアクセントがあって、発音しずらかったりするので、なんて発音するの?とか聞きます。そしたら、ニックネームやEnglishネームを教えてくれて「○○で呼んで」と言ってくれますよ。日本人の名前も呼ばれにくいと思えば、自分のあだ名を教えるのもアリです。
語学学校にはアクティビティがありますので、それも活用しましょう。学校によってはカレッジや大学で現地の生徒が留学生と交流するケースもあります。トロント市内を散策するミニツアーや、スポーツクラブ、英会話クラブなど学校により様々です。
また語学学校によっては旅行会社が日帰りツアーを組んでイベント案内をしています。そこに申し込むと、ほかの語学学校に通っている子たちに会えるチャンスもありますよ!
私自身は一人で行動するのもアリなタイプなので、日帰りつアーに参加して、そこで会った子に話しかけたり、ご飯やカフェに行こうと誘ったりして、仲良くなった子たちができました。
大事なのが、週末アクティビティに参加してみない?、カフェに行かない?と自分から聞いてみることだと思います。語学学校に通っている間感じたことが、基本的に大半の生徒のみなさんは、どこかへ行きたいけど自分から誘えなくて誰かが誘ってくれるのを待っている印象でした。もちろん、無理には言いませんが、相手も待っているかもしれないなら、自分から誘ってみてはどうでしょうか? 案外、誘ったら喜んでくれた方が多いですし、断られてもそれはタイミングが悪いだけ。「じゃあ次また何かあったら誘うから、行けそうだったら一緒に行こう」と伝えておけばいいんです。待っているよりも、自分から声をかければかけるほど、一緒に出掛けるチャンスを作れますよ。
初対面でどんな会話をすればいい?
質問フレーズ集
友達を作りたいけど、どんな会話をしていいかわからない…ということ感じたことありますか?
ポイントは次から次へと質問するのではなく、会話の中でより内容を掘り下げていくこと意識しましょう。質問して相手の話を傾聴するでもいいと思います。ただそうは言っても、何を聞けばいいかすぐに質問は浮かんでこないこともあります。なので、質問するフレーズをいくつかストックしておきましょう。
身近なトピックですと、趣味、食べ物や観光についてなどが話しやすいと思います。また英語学習について聞くことも。ワーホリで来ている方は仕事探してる話題が出ますので、それについて聞いてみるのもアリだと思います。同じ質問でも、人によって回答は様々ですから、そういった観点から会話を楽しめるかもしれませんし、何度も表現することで英会話の練習にもなりますね。
実際に、私が使ってるフレーズを22個載せておきます。(単語か文法が間違っていたらすみません。でも気にせずまずはお話ししてみることでいいと思います!)
・Why did you choose Toronto? (どうしてトロントを選んだの?)
・Why do you want to learn English? /What makes you study English? (なぜ英語を学びたいの?)
・How do you study English? Could you tell me some tips? (どうやって英語を勉強していますか? 勉強のヒントを教えてくれませんか?)
・What is your goal through studying English? (英語を学び通して、あなたの目標は?)
・Have you ever felt culture shock? /Have you ever had experience like culture shock since you visited Canada? and what was that?
(カナダに来てカルチャーショックを感じたことはある? それは何だった?)
・What do you think about the different thing between Canada and your country?
(カナダとあなたの国で違うこと/ものは何ですか?)
・What is the most difficult thing when you learn English? or if I learn your language?
(英語を学ぶとき何が一番難しいですか? または私があなたの国の言語を学ぶなら、何が一番難しいですか?)
・What is your hobby? /What do you do on your free time? (あなたの趣味は?/自由時間には何をしていますか?)
・How long have you been in Canada? (どれくらいカナダにいるの?)
・Are you still feeling jet lag? (時差ボケはまだ感じますか?)
・How many hours are difference between your country and Canada? (カナダとあなたの国で何時間違いますか?)
・How long will you stay in Canada? (カナダにはどれくらいいる予定?)
・When will you leave Toronto? /When will you go back your country? (いつトロントを去るの?/いつ帰国するの?)
・Have many countries have you ever travelled? (何か国旅行したことがありますか?)
・Which country have you been? (どの国に行ったことがありますか?)
・Which country is the best for you? (どの国があなたにとって最高ですか?)
・What is your favorite food/movie/sports/? (好きな食べ物/映画/スポーツは?)
・What do you do in your country? (職業は?)
・What kinds of job do you want to get? And why? (どんな仕事に就きたいのですか? それはどうして?)
・What is your bucket list? (生きているうちにあなたがやりたいことは?)
・What is your new year’s resolution? (新年の抱負は?)
・What was the reason you started to do it? (何がきっかけでそれを始めたのですか?)
あいづちフレーズも覚えておこう!
共感するとき、肯定や同意するとき
Exactly! (そのとおり!)
For sure. (確かに)
I guess so. (そう思う)
I know what you mean. (言ってることわかるよ)
Trust me/Believe me. (本当に)←信じてくださいという意味ではなく。
I completely agree with you/I agree with you one hundred percent. (~について完全に同意見です/あなたの意見に100%賛成です)
Absolutely/Definitely (もちろん/その通り)
that make sense. (なるほど/それが道理にかなっているよね)
That would be nice. (いいだろうね)
否定するとき
No way (全然ない) まさか、というニュアンス
驚きを表す
Oh, really? (え、本当に?)
その他
That’s a good question. (いい質問だね)←考える時間を稼ぐ用
Let me see..(ええっと…)
Anyway.(とりあえず、とにかく)←話題を切り替えるとき
Could be. (だろうね/そうかもね)
Should be fine. (大丈夫なはず)
Sorry to hear that. (それは残念だね、お気の毒に)
See what happens. (様子を見てみよう)
分類が若干怪しいかもですが…こんな感じで相づちがたくさん出てきます。
大学生時代にゼミの先生より、会話の相槌を覚えていきなさいと仰っていたのを思い出します。会話の中でどう相槌したらいいかわからないからと。実際、確かに日本みたいに、「うんうん」とだけ相槌を続けるより、上記あげたような言葉がたくさん出てきます。また人によって口癖のようにある特定の言い回しを使っているので、表現が増えて勉強になります。
会話を楽しむことを忘れないでほしい。
“Don’t be shy, don’t be afraid of mistake”
私が伝えたいことは、会話を楽しむこと。
10年前に留学した時は、どちらかというとこんな風に質問がスラスラ浮かんで話しかける、なんてことはできませんでした。
今でも覚えているエピソードが、当時、語学学校の初日、クラスで何を話せばいいか分からなくてずっとだんまりでいました。話したいけど何を話したらいいんだろう? 先生の話を追っていくのが精いっぱい。といった感じで話す余裕まで持っていませんでした。でも同じく留学してきたクラスの子たちに“Open your heart”や“You can do it!”と勇気づけてもらったこと。
先生からは“Don’t be shy, don’t be afraid of mistake.”と言ってもらい、そこから少しづつ自分が感じていること、思っていることを何でもいいからまずは話してみようと思うようになりました。
あくまで個人的に感じたことですが、私は英会話で大事なことは、あなたが思ったこと感じていることを表現することだと思います。たとえ、文法や単語が間違っていたとしても、それは最初から完璧にやるのではなく、間違えても、あなたの言葉で伝えることをしてみてほしいです。Practice, practice, practice! (練習あるのみ!) なので、これから留学されるみなさんにとってこのフレーズ集がお役に立てれば幸いです。
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