帰国してからの転職活動 準備編

トロント留学

帰国してちょっと一息と言いたいところですが、のんびりもしていられない…。さて転職活動の始まりですね! 

個人的には準備が大事だと思っていますので、今回は転職活動を始める前に取り組んだことをお話しします。そしてこの記事が、留学後の転職活動を始める皆様にとってお役に立てれば幸いです。

転職活動を始める前に

以下の準備を行いました。

  • 自己分析する
  • 前職を通しての仕事への価値観をまとめる
  • 留学の振り返りをする
  • 業界研究する
  • 履歴書・職務経歴書のひな型作成する
  • TOEIC受験する

自己分析をする

自己分析を始めたのは、帰国する6か月前からです。

正直な話、大学生時代の就職活動時には自己分析を深くすることが無かったです。しかし、今後のキャリアを考えると業務に生かせる自身の強み弱みや、長所短所を自己分析から発見する作業が必要だと感じました。なので1日30分~1時間の時間を作って1週間くらいかけてまとめます。この自己分析をもとに、残り6か月の留学生活でやっておきたいことを洗い出して取り組んんだことが、別記事に掲載中のサマーアカデミーに参加することに繋がっています。

前職を通しての仕事への価値観をまとめる

帰国後はキャリカウンセラーの方からのアドバイスで、【前職の経歴から自分が持っている仕事の価値観】もまとめました。ここからも自分の強み弱みを発見することができます。またどんな方向性で企業や仕事を探すのかについて参考になります。これらをもとに、自分自身の転職活動での軸を決めて、就きたい業界や職種を絞っていきます。

前職から持っている仕事への価値観 (質問はAIで作成したものを使用)

  • どんな瞬間に「この仕事が好きだ」と感じましたか?
  • 前職で最も誇りに思う成果は何ですか?
  • 会社の文化や風土で特に共感できた点は?
  • 逆に違和感を覚えた価値観や慣習はありますか?
  • 上司や同僚との関係で、印象に残っているエピソードは?
  • どんな働き方が自分にとって心地よいと感じるか?

質問の回答から出てきたキーワードを書き留めておきます。そのキーワードの中で、どれが一番重要なポイントか番号を振って、優先順位を出してください。その価値観に関する経験やエピソードを2~4個ほど書き出しておくと、後の履歴書・職務経歴書や面接時に反映できると思います。

ただし、自己分析で出てきた回答に正解は無いと思います。あくまで、自分自身を知るためのツールです。

留学の振り返りをする

次に留学期間に寄りますが、留学生活の振り返りをしておくことです。私の場合は2年間と長期なので、これは帰国1カ月前にして、振り返りノートを作りまとめておきました。

振り返り用質問 (質問はAIで作成したものを使っています)

  • なぜ留学したかったのか?
  • 留学中に印象に残っていることは?
  • 留学前と後で、自分の成長をどのように感じているか?
  • 異文化環境で身につけたスキルや価値観にはどんなものがありますか?
  • 学業・生活面で特に苦労したこと どう乗り越えたか?
  • 留学経験が人生観や働き方に与えた影響は何か?

振り返る中で、質問に答えるのが難しかったのが、「なぜ留学したかったのか?」と「留学前と後で自分の成長をどのように感じているのか?」でした。

最初は漠然とした回答になってしまい、説得力に欠けるように感じました。ここをさらに深堀するために、「なぜ」を5回ほど自分にインタビューするように質問します。

例えば、社会人留学の場合。(一部抜粋)

1,なぜキャリアチェンジしたいと思ったのか?

2,海外で語学を学ぶ理由は?

3,なぜその経験が将来のキャリアに不可欠なのか?

また留学前後の成長については自分でも何が変わったんだろうと、はっきり言えるものがあるような、ないような感覚でした。ポイントとしては、一旦新しく得たスキルより、留学前より伸びた・伸ばせたと思うスキルという観点で探してみるといいと思います。

業界研究

自分の気になる業界を調べて、ノートにまとめる。

企業ページだけでなく転職フェアや業界の人が集まるイベントに行き、情報収集することもありです。実際に自分が考えていたことや知らなかったことに気づけます。中にはネガティブな情報もありますが、知った上で「それでも」その仕事に就きたいのか考える機会になると思います。

履歴書や職務経歴書のひな型を作成する

履歴書や職務経歴書の埋められる項目から、どんどん埋めましょう。志望動機や自己PRは後から編集してアップデートしていきます。

留学についての記載は、履歴書には職歴欄に【海外生活経験歴】の項目を作り、留学した国、期間、ビザの種類、留学目的などを記載しています。職務経歴書にはインターンシップ経験やボランティア経験のレファレンスという項目を作り、詳細についてを記載します。特にこれらの経験がご自身のキャリアと結びつく、またはこれからの職種に必要な経験ならアピールするには良いと思います!

ちなみに留学エージェントによっては、帰国後のキャリアサポートを行っていますので、そこも活用し履歴書・職務経歴書の作成においてのアドバイスを頂きましょう。

TOEIC受験する

おすすめは帰国後すぐに受験することです。ただ私の場合は、帰国して2カ月ほど勉強してから10月と12月(2025年)に受けました。気を付けていたのは、この勉強期間に特にリスニング力を落とさないようにすることです。留学で身につけたリスニング力を落としてしまうのはもったいないです! 毎日3~4時間は英語ポッドキャストを聞いたり、英字新聞や洋書を読むようにしていました。

留学前のTOEIC勉強は全然していません。帰国後にそのまま受けてみるも良しですが、やはり攻略法があるので、テキストの問題を解いたり、TOEIC対策のアプリを使ってから受験するとリーディングパートのスコアアップになります。

今回の結果は目標点には足りませんでしたが、それでも留学前の点数420点から帰国後705点で285点のスコアアップにつながりました! 引き続き、TOEICは目標点に向けて勉強します! 

ただスコアアップに拘り過ぎると転職活動が長引きます。そうするとブランクが空いてしまうデメリットに変わるので、ある程度の段階で進め始めるのがいいと思います。

備えあれば患いなし

社会人留学で帰国後に周りからよく聞くのは、「貯金が足りないので早く就職したい」ということでした。ですがせっかく留学してきて、その経験から何を得たのか認識しないままでいるのはもったいないです。自分の就きたい企業にアピールできる材料があるかもしれませんので、準備をしっかりやっておくとより良いキャリアアップに繋がるのではないでしょうか?

逆にやらない方がいいこと

※これは個人的な意見です。あくまで参考程度にしてください。

それは帰国する前から求人を検索したり、会社説明会や面接を受けることです。せっかく海外にいるのに、転職活動に出遅れることへの心配や焦りから何となく始めてしまい、限りのある留学期間、留学先でしか体験できないことのチャンスを逃してしまうのではないかと思います。「日本に居てもできることを、留学先でやる必要があるのか?」と考えてみてはいかがでしょうか?

もし、帰国したらこの職業に就きたいや興味のある職種が明確にあるなら、それに必要なスキルを海外で学ぶ、磨く、資格を取得する、インターンやボランティアで経験し伸ばしていく。その経験から学び成長したことを自信を持って伝えることができると思います。