トロントへ10年ぶりに留学する話

トロント留学

2023年の3月に会社を退職し、カナダのトロントへ留学することに。社会人になって留学するというのはハードルが高いかもしれませんね。仕事を辞めずに海外に行けるのならいいのですが、長期で行く場合はなかなか一歩踏み出せないかもしれません。でも、人生が一度しかないなら、やりたいことをやってみてもいいんじゃないかなと思います。何をやっても不安や問題は次から次へと変わって自分にやってくるから。

最初から留学しようと思っていなかった

 私は仕事を辞めること自体、2年ほど悩んでいました。職場も仲の良い同僚、先輩後輩がいて、人間関係も良好。仕事で嫌なことがあって落ち込むことがあっても、励ましあえる仲間がいる。そんな環境を離れるのは、傍から見ればもったいないと言われるのかも知れません。でもずっと、『このままでいいのかな?』という疑問を解消することはできませんでした。

 改めて、自分のやりたいことは何かを考えて、思い浮かんだのが英語です。具体的には通訳翻訳に携わりたいという気持ちが湧きました。ただ、私の場合TOEICの点数は低く、何か通訳翻訳に関する資格を持っているわけでもありません。なので1から勉強しなくてはいけません。たとえ資格やスキルを手に入れてもすぐに仕事が軌道に乗るわけでもない。いろいろ不安要素は考えればきりがないところです。

それでも、「やりたいことがあるのに、挑戦しないままにしたくない」という気持ちから、会社を退職することを決めました。仕事を辞めることを家族に相談し、自分のやりたいことを伝えると「留学すれば? コロナが落ち着いてきたから、いま留学する人が増えているよ」と言ってくれました。正直なところ、学生でもない社会人の自分が今になって、英語学習のためだけに安くはないお金をかけていくのはちょっと……と抵抗感がありました。でもこれも何かの縁かもしれない。仮に留学するとして、通訳翻訳に関する学校はないかを調べたところ、いくつか興味のある語学学校を見つけました。背中を押してくれた両親に感謝です。そうして、英語環境で、通訳翻訳について学んでみようと思い、留学することにしました。 

2度目の留学をすると決断してから

 変わったことといえば、周囲から「前より明るくなった」と言われます笑 それは否定しません。留学してから10年間ずっと連絡を取り合っていた友達に会えることや、今のトロントはどんなだろうか?と考えると新しい発見があるかもしれない。そんなことを思うとワクワクします。やりたいことを見つけて、挑戦すると決めたからかもしれません。まったく不安がないわけではありませんが、一歩踏み出してよかったと思っています。

 今後は10年前の留学生時代と比べながら、当時できなかったことも含めて、いろんなことにチャレンジしていきたいと思います。

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