トロントでのシェアハウス探し方と1ヶ月の生活費

トロント留学

シェアハウスに引っ越しして2カ月経過しました。今回はシェアハウスの探し方や生活費について書きます。特にシェアハウスはFacebookのMarketplaceをメインに使って探しました。

シェアハウス探し

トロントの賃貸 基本的なこと

契約は1年が基本、最低期間は6か月間、またはオーナーによる。

サブレット(Sublet)という、旅行や帰国中の間に短期1,2カ月間で貸すケースもあり。

月初めの1日より契約する。(日本のように、月半ばから契約するのは基本的にできません)

月末にでしたら、前居住者が早めに移るならできるかもしれませんがそこは交渉してみるしかありません。

気になった物件があったら、オーナーにメッセージを送ります。ただし、場合によっては50から100件送って返事は来ないこともあります。なので、1ヶ月くらいで集中して探し内見するのがいいです。こればっかりはタイミングですね。早い者勝ちでもあるので。

私の場合は、ある水曜日にメッセージを送って、その日すぐ返事がきました。内見の希望日を話し合い、その週末に内見して月曜日にお返事しました。1週間くらいで手続き完了でした。

友人からアドバイスをもらいましたが、内見時に焦って契約しないこと。オーナーとの相性を見ること。というのも、ダウンタウンに物件を貸して、オーナーは郊外に住んでいる方もいらっしゃいます。なので、その場合何かトラブルがあったときに、すぐに対処してもらえない可能性があります。問題が起きなければ、郊外に住んでいてもいいんですが何が起こるかわかりませんので。ちょっとしたことでも親身になってくれる方がいいのか、郊外でも連絡はこまめにしてくれるのかも考慮しておきましょう。

すぐに契約しないと埋まってしまう。と言われる場合は直感的ですがやめた方がいいと思います。詐欺の可能性もありますので。その場合は、オンラインで内見して、鍵を送るからなどといって送金をするように言うそうです。

私の場合は、内見時に「契約を決めるのにどれくらい時間が必要か」と聞いてくれて、質問にもいろいろ丁寧に教えて頂けました。はじめは1週間くらい考えると言ったのですが、契約して大丈夫そうと感じられたので内見した次の日に、内見のお礼と部屋を借りたいと返事をしました。必要書類を確認し、メールで送り、家賃2か月分を送金します。これで契約完了です。あとは引っ越し数日前に鍵を受け取ります。

エリアと家賃

Marketplaceだと自分が住みたいエリアでピンポイントで探せますので、自分で希望する家賃でいろいろ見てみるといいです。

私は$850から$1,000の間でダウンタウンまで1時間以内で行ける物件を探しました。$1,000の家賃で問題なければ、もっと探しやすいかと思います。私が希望していた家賃ですと見つけたとしても、アップされた5日から1週間以内くらいに決まってしまうケースが多いなと感じました。またダウンタウンの物件だと1部屋$1,500以上するかと。2人で住めれば家賃を折半して安くできるかもしれませんね。あとは$3,000の物件を3人でシェアしているケースもあります。ただダウンタウンは治安が良くないので、私の場合、最初から候補にいれませんでした。

North YorkですとDonMillsやFinch付近はUptownで物件が多いと思います。Esat YorkやScarboroughですとMainstreetやVictoria Parkなど。あとはKennedy付近、ここはダウンタウンから離れていますが、郊外なので静かです。

あと、部屋がベースメントか1階部屋、2階部屋かにもよります。基本家賃が安い場合、地下部屋または半地下の部屋物件が多いです。ホームステイで地下部屋を使わせた頂いた時は夏で涼しかったです(冬は寒いかも?) ただし、虫が出てきやすいです(笑) 築何十年とすれば当然なのですが、そういったことも込でオーナーが家賃を安く設定しているんだと思います。地下部屋に住む場合は、日光を浴びること。特にトロントの冬は日が差さないことで、季節性のうつになりやすいそうなので、気を付けましょう。

内見時に確認する項目

1、共有スペース

部屋のチェックはもちろんですが、共有スペースを確認しておきましょう。

特にキッチン。自炊するなら広めのキッチンかどうか確認しましょう。シェアハウスですと3人から5人くらいで住む物件が多いです。なのに、キッチンが狭いですと誰かが調理していて使えないことも。オーナーに住んでる人は自炊が多いか、質問するのもアリだと思います。あとは、冷蔵庫の自分が使うスペースも確認しておきましょう。スペースによって、1週間分または、短くて2,3日分作り置きすることもできます。

あとはシャワーとトイレの数。ちなみに、(友人談)日本人だけだと浴室が混雑して、思うように使えないこともあるそうです。5人で住むなら、トイレは2つあるといいですね。シャワーは、みなさん働く時間も帰宅時間もバラバラなので、今のところ混雑せずに使えています。

2.ルール確認

物件によって、その家のルールがあります。例えばゴミ出しや掃除。ゲスト招待なし。これらをオーナーさんに確認しておきましょう。

3.契約時に必要な書類の確認

ビザ、ID(国際運転免許証またはパスポート)、給与明細がメインです。

4.支払い方

e-transfer(オンラインの送金)、現金など。e-transferがメイン。

仕事がまだ決まっていない場合、いま仕事を探している最中、そして具体的金額を伝える必要はありませんが、日本で働いていた貯金があると伝えれば基本的に問題ないと思います。

引っ越し当日

当日、部屋を見て、ちょっと失敗したことがありました。

掛けシーツや枕はなし。マットレスのみ。(ここは確認不足で、よくよく内見時を思い出したらマットレスは用意しておくと言ってたんです)

暖房器具、ライトが足りない。(夜は意外と暗いかも?)

キッチンの調理器具。年季が入っているようで誰も使っている気配がない。個別でそれぞれ調理器具を持っていました。

住んでみて、思ったより初期費用が掛かってしまいましたが、逆にシェアするものがないので、調理時に誰かが鍋を使っていて、自分が調理できないということもなく、それはそれで問題なかったです。

初期費用

初月と最後の月の家賃以外に下記のものがかかりました。ただこれらは、IkeaやMarshall, Winners,Dollaramaなどで購入できます。あとは帰国する友達から譲ってもらいました。

枕 $10, 掛けシーツ&枕カバーセット $70

デスク用ライト$15

電気ブランケット $25, ブランケット$30

食器 $20(計4枚), 調理器具 $60(フライパン、ナイフ、ケトルなど), カトラリー $5

ヒーターファン(暖房&冷房器具) $30

暖房はセントラルヒーティングなので、家全体が温かいですが、寒がりなので部屋でヒーターファン、就寝時に電気ブランケットを使っています。ヒーターファンはWalmartで$30くらいで購入できます。

1ヶ月の生活費(ホームステイとシェアハウス)

基本的に生活費はあまりホームステイ時とシェアハウス時でそれほど差はないです。ホームステイの時より安く住むというより、同じくらいの金額で住む感じです。これよりさらに節約して生活すると自宅と語学学校だけの往復で何処も行かない状態になってしまうかと。それだと英語学習(机で勉強するではなくて外での会話)もできないですし、もったいないので、自分への投資と思って回数を決めながら外食したり、カフェで英会話したりしています。

ホームステイ 生活費

ステイ代 $1,120/month (ハイシーズン)$1,350/month ※2023年から2024年時

交通費 $156.00 (TTCのマンスリーカード)

交際費 $300~$500(外食、イベント参加、お土産、電話代$39.55込)

合計 $1,600~$1,800くらい

シェアハウス 生活費

家賃 約$900

食費 $200から$250 (1週間の食材費だいたい$50前後。小食なので1日2.5食分くらいです)

日用品、$30~$50 (トイレットペーパー、洗剤など)

交通費$156.00

交際費、$300~$500 (カフェ、外食、お土産、電話代$39.55込)

合計 $1,600~$1,800くらい

食材はアジア系のスーパーマーケットで、週に1回まとめ買いしてます。そこでは、既に調理されたもの(白米、チャーハン、野菜炒め、酢豚など)も売っているので、1人分を作るのが面倒な場合はそこで買うのもありです。

交通費について

PrestoカードでMonthlyにすると$156かかります。

1回$3.30で2時間乗り放題。通学などで1日往復$6.6使う場合で、月に24回以上TTCに乗るならお得です。また休日に出掛けるなら、1日で$6.6以上かかる可能性あるので、外出が多い方は買った方がいいかもです。

ちなみに、マンスリーカードは月1日から末日まで。購入した日から30日間というわけではないです。なので、月初めに購入しておくか、前月の末ごろから更新できます。

(例)

2024年12月1日~12月31日日 〇

2024年12月15日~2025年1月15日 × (12月15~から12月31日まで有効。差額などなし)

【最後に】シェアハウスするにあたって大事なこと

文化の異なる方々と住むときに大事なことは、相手に対して感謝、リスペクトするのを忘れないこと、自分も相手もどうしたらハッピーになれるのか。すぐに感情的になるのではなくて、相手はどう考えているのか、自分はどう感じているのか伝え合うこと。日本人同士の察するという文化が通じませんので。お互い話し合って譲歩したり、解決の中間地点を探すことです。

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